こんにちは。本部の松木です
今日はWARMTH HOUSEの事について書きたいと思います
まずは開設に至った経緯を・・・
我々、特定非営利活動法人として社会貢献がどのようにできるのかをこれまで考えて取り組んでまいりましたが、いまだに社会的入院が現実としてあることに愕然としました。
その理由の一つとして軽度の介護を必要とする方が在宅に戻ることもできず、施設にも入所できない現実があり、そのために治療を目的とするのではなく居場所を病院のベッドに求めざるを得なくなりました。
加えて、震災や身体の障がい等で心ならずも働くことが出来ず、生活保護を受けている方の多くが上記のような現状にあることを痛感致しました。
そこで、我々の 社会貢献の一つとして、誰もが安心して暮らせる社会の実現の一歩としての軌跡を作りたいと強く願い、平成22年12月にWARMTH HOUSE神戸伊川谷を開設致しました。たとえ、豪華で満ち足りた生活が出来なくとも、陽のぬくもりを感じ、温かな食事を食卓テーブルで頂ける、そんなささやかな幸せを感じることが出来る場となれば幸いだと考えています。
しかし、あくまでも一時的な生活の場としての役割を担うこととして、ここでの生活で在宅 生活に戻るために日々取り組みをしたり、必要で十分な介護を受けることができる場へ移るためのTransit place(通過する場)としての役割を果たして行きたいと考えています。
そんな思いで開設したWARMTH HOUSEですが、本当に家庭的な雰囲気があります
ときどき、訪問すると「おかえり、久しぶりやね」「この前、こんな事があってね」「コーヒー飲む?」などなど・・・皆さん声をかけて下さいます
お食事は病院や施設のように栄養士さんが献立を作り・・・というようなバランスを考えて~というものではありませんが、毎日温かい食事を食べていただいています 「昨日は大根が安かってん。だから今日は大根炊くね~」「お味噌汁、どう?味薄くない?」など入居されているみなさんとの会話があり、本当に家族のようです。
なので時には・・・「あ~お茶こぼすで~」「ちゃんと前見て食べよ~」「ほら、こぼした」なんて会話も入居者様同士でかわされたり・・・
最近テレビでやっている シェアハウスそんな言葉がぴったりかもしれません
そんなワームスハウスですが現在は空室があります
興味のある方、介護でお困りの方、ぜひ1度、お問い合わせください