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高齢者虐待について・・・

マックロクロこと井上です(^^♪

今年はまだ、海へ行けずです(T_T)

今回は真面目なお話を少しさせて頂きますね☆

高齢者虐待についてお話をさせて頂きます。

虐待を分別すると、下記の5つに分類されます。

①身体的虐待・・・殴る、蹴る、叩くなど暴力をふるうこと。

②心理的虐待・・・脅し、屈辱、無視、嫌がらせなど精神的な苦痛を与えること。

③性的虐待・・・本人の同意なしに性的な行為を強要すること。

④経済的虐待・・・本人の合意なしに財産や金銭を使用したり制限すること。

⑤介護放棄(ネグレクト)・・・必要な介護サービスを利用させない、世話をしないこと。

①~⑤の虐待がある中で、高齢者の介護を経験した方に一度考えて頂きたいことがあります。

この5項目を知って、今までの自分がしてきた、介護を振り返ってみてください。

あなたは、今まで一度でも虐待をしたことがないと胸を張っていうことができるでしょうか?

よくニュースなどで取り上げられているのは、①身体的虐待と②心理的虐待ですね。

録画・録音機器の発達によって、実際の虐待現場が公に出てきていますね。

感情が抑えきれなくなって、言葉遣いが荒くなり、手が出るという印象を受けます。

死亡事故に発展しているケースもあり、大変な問題だと思います。

ニュースでは虐待がありますという報道だけで、どうやって虐待を防いでいくのかということは、あまりされませんね。

していたとしても、記憶に残らない程度です。

実際の介護現場では、虐待事件が起こると行政より通知が届きます。

普段から、どこの事業所でも虐待はダメだ!という認識はもちろんあり、研修も行っておりますが、通知が届いたり

虐待のニュースがあるたびに、職員1人1人に改めて5つの項目を説明し、自分の普段の言動、行動について

見つめなおしています。

虐待を防止するために、行っていくことは、職員1人1人の精神的ケアが大切です。

職員が高齢者の介護に対しての愚痴をこぼした時は、注意が必要です。

人対人との関わりなので、その方に合う合わないが絶対に出てきます。

人によっては、介護のプロなんだから割り切って関わって行って。という先輩もいますが、いくらプロでも感情をいつまでも

押し殺していくことは、現実的には難しいことです。

合わない方が、合わない方と関わって行くとお互いにストレスが溜まりいつか爆発してしまう恐れがあります。

爆発しない為にも、合わない方に対しては距離をおくことが重要です。

また、プライベートも充実させストレスを発散できる環境を整えることが重要です。

疲れが溜まっていたり、寝不足だったり、イライラした状態で介護をすると虐待が起こってしまう可能性が高くなります。

ですので、自分の感情をコントロールできるように、リフレッシュできる環境を自分自身でも作っていく必要があります。

事業所として行っていくことは、人員の配置換え、高齢者虐待について深く知識を持つこと、職員の変化に気付くこと、

働きやすい職場環境を作ること等、アンテナをはり注意していかなくてはなりません。

神戸市作成の虐待動画です。一度観て自分の行動を見つめなおしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=R-JykrXdkaw&feature=youtu.be

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