こんにちは。やすらぎ西宮の太閤です。
寒さが一段と身にしみるこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
街ではツリーやリース等の飾り付け、ジングルベル等のクリスマスソングが流れ、夜にはクリスマスの
イルミネーションがきらびやかに光り、クリスマス一色になりつつあります。スマイルコート広田でも
ツリーやリースを出して飾り付けました。通りがかるゲスト様からは「可愛いね」って声が聞かれます。
風邪の流行る季節になりましたので手洗い・うがいの励行を徹底して新年を元気に
迎えたいと思っております。
先日サービスにお伺いしたゲスト様は御年89歳(1月1日で90歳)ですが、今でも新しいタオルや衣類などの持ち
物には全てに針と糸で名前の刺繍をされています。この日も針と糸で何やらチクチク。あっという間にタオル
に名前が刺繍されました。若い頃は着物を仕立てていたそうで、刺繍をしたのれんを飾ったり、バスタオルを
使って上手に衣装ケースカバーを作っていたり、掛け布団の顔が当たる部分にタオルを当てて汚れよけにされて
いました。「針を使うことをしていたので、この時期は針供養もしていたよ」と
教えて下さいました。
針供養とは、「事八日」に行われるもので、東日本では事始めの2月8日、西日本では
事納めの12月8日に行われることが多いようです。この日は針仕事をお休みし、針への
感謝と裁縫の上達の祈りを込めて柔らかい豆腐やこんにゃくに古針や折れた針を刺し神社に納めるそうです。
最近は、「男の子も家庭科を!」と小学生から高校生までお裁縫や料理を習います。うちの3人の息子たちも
それぞれにエプロンを作ったり、テディベアを作っています。 作品のできは別としてどんな縫い方をしたらこう
なるの?と言いたいくらい曲がってしまった針や折れた針があるので、供養しないとなぁ・・・裁縫の上達は
私の子やから見込めないなぁ・・・。
今年もあっという間に終わろうとしています。一年間ご拝読ありがとうございました。来年もネタ探し
頑張りますのでよろしくお願いします。
皆さま良いお年をお迎えください。